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相続税の計算方法

相続税とは、死亡した人の財産=相続財産を受取った場合、その金額に応じて課税される税金です。
相続税は、財産をもらい受けた人=相続人に対し、一人一人についてかかる税金です。

したがって、税額も一人一人決まっていると思いがちですが、受取った金額だけでは、分かりません。
相続税の課税額の算出には、相続財産全体の金額と相続人の人数が関係します。
受取った相続財産の金額が同じでも、財産総額と相続人の数によって、相続税額は異なるのです。

相続税を計算する際に、相続財産から差し引かれる基礎控除があります。
相続税の基礎控除は、〈5,000万円+相続人の数×1,000万円〉という算式で求められます。

そして、相続財産全体から基礎控除を引いた額が課税対象として相続税がかけられ、相続税額が
決まります。

相続人が二人の子で、相続財産が全体で7,000万円である場合、基礎控除は、
〈5,000万円+2×1,000万円=7,000万円〉です。
このように、相続財産全体の金額と基礎控除の金額が等しい場合、相続税は課税されません。
仲良く半分ずつ相続しても、相続税は、どちらにもかかりません。
2,000万円と5,000万円で相続しても、3,000万円と4,000万円でも、相続税は、かからないのです。


同じく相続人が二人の子で、相続財産が2億円である場合、財産総額(2億円)が基礎控除額(7,000万円)
を超えるため、相続税はかかります。
相続税の計算方式に従い、相続税率を用いて算出した相続税額は、2,860万円です。

ここで、一人が1,000万円を相続すると、その1,000万円に対して14.6%、つまり146万円の相続税が
かかります。
そして、もう一人が相続する残りの1億9,000万円に対しても、14.6%、2,774万円の相続税が
かかることになります。

相続財産全体に対する相続税額を算出する際に適用した「相続税率」は、各相続人にかかる税額の計算
にも適用されます。
全体の相続税額を、各相続人が受け取った財産の割合で分担するわけです。

上の例では、財産分割の結果、自分が受け取った相続財産に対して、二人とも14.6%の税率が適用
されます。
このように、同じ1,000万円を相続する場合でも、相続財産全体の金額によって相続税額は異なるのです。
そして、財産総額が基礎控除の範囲内であれば、非課税になるわけです。

また、「相続税率」は、財産が多くなるほど税額が高くなる累進税率です。
相続人が二人の子で、相続財産が50億円となると、税率は47.4%・相続税額は23億7,100万円です。

ここで、一人が50億円のうち1,000万円しか相続しなくても、相続税額は、
1,000万円×47.4%=474万円にもなるのです。

相続税の計算方法

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